例会の報告

『会員増強について』という事で始めたいと思います。まず、なぜ会員を増やさないといけないのか？1つは、会の運営費と奉仕活動費が必要である為です。会員が多ければ多いほど、会の運営費も増えますし、奉仕活動にも力を入れることができます。しかし会員が減少していくと、クラブとしての活動や奉仕活動も規模が縮小され、ますますクラブの魅力が失われてしまい、新規加入者にとって魅力のないクラブになってしまうでしょう。２つめは、クラブの活性化の為です。既存の会員は毎年必ず1つ年を取りますから、若い新会員の入会がなければ、平均年齢は毎年一つずつ増え、老齢化は避けられません。また、長年同じメンバーだけでは、知識や発想も似通ってきてしまうでしょう。そうならないためにも、毎年新しく若い会員を入れていくことは、クラブの活性化に繋がり、重要な課題です。会員が多様であれば、活力や新しいアイデアがもたらされます。それと、若い新会員の増員だけではなく、女性会員の増員も大切です。現在は多様性が重視されている中、いまだにロータリー会員の女性会員は多くありません。女性入会候補者にとって、ロータリーはどのように思われているのでしょうか。「高齢男性のクラブ」というイメージを払拭するためにも、女性と若い人が魅力に感じるようなクラブにしていかないといけないと思います。では、魅力のあるクラブとは、どのようなクラブでしょうか。私個人の意見ですが、クラブに入って楽しいと感じる何かがあるかどうか、またクラブでの活動を通して充実感を感じられるかどうか、も大切なのではないかと思います。同好会に入り、若い人から年配の先輩方が一緒に楽しめるような活動を行ったり、時には旅行や飲み会に参加して、信頼と親睦を深めることができ、また先輩方の経験を教えてもらい、お互いに仕事の依頼や、相談が出来ることも大切だと思います。さらに奉仕活動を通じて、自らも良い影響を受け、ロータリアンとして誇りをもって仕事に取組み、家族や周りを幸せにでき、取引先からの信頼も得られるという充実感を味わえるような魅力的なクラブに是非していきましょう。