例会の報告
Meeting report第1356階例会
2019年7月24日 No.1331号
会長時間
会長 瀬川 長良
皆様、こんにちは。先週は、早速の祝日休会だったので、2週間ぶりの例会になりますが、お変わりございませんか?いよいよ夏本番になります。これからの3週間から4週間が1年で最も暑い時期です。健康管理、体調管理をしっかりして下さい。
皆様にお願いがあります。来週の例会は、松尾ガバナー補佐をお迎えしての安佐RCとの合同例会になっています。出来るだけ沢山のメンバーでお迎し、また、例会終了後は、部屋を変えてクラブ協議会を開催をします。こちらも初めて2クラブ合同開催で行いますので、皆様のご協力をよろしくお願いしたいと思います。
さて、本日は、皆様にはお馴染みのプロ野球解説者というより元カープ投手 外木場義郎さまをお迎えして「人生すなわち出会い」という演題で30分のお話をして頂きます。1945年(昭和20年)のお生まれです。電電 九州から1965年に広島カープの投手として入団されて以降活躍 されたのは皆様の記憶に残っていると思います。パーフェクトを含むノーヒットノーランを3回達成されています。3回もノーヒットノーランをされているのは、プロ野球史上 沢村栄治と外木場さんのお二人だけという事です。2013年には野球殿堂入りをされています。本日は、よろしくお願いいたします。
来賓卓話
「人生すなわち出会い」
プロ野球解説者 外木場義郎様
鹿児島県出水市出身で現在74歳、両親の進めで鹿児島県立出水高校へ進学し、文武両道の中、野球に打ち込み、高校3年生の時に甲子園出場をかけた鹿児島県大会の決勝戦にて0-1で破れ準優勝となる。進路先として大学進学か社会人野球かと悩んだ挙句、NTT九州へ入社し野球に打ち込む。社会人野球のピッチャーとして想像以上の成績で、プロ野球球団からスカウトが来た。
村山実氏の大ファンで阪神タイガースのスカウトが来ていたら必ず入団しようと思ったが、阪神からの誘いは無かった。しかし、広島カープ、大洋ホエールズ、近鉄バファローズ、東映フライヤーズの4球団からプロ入りの打診を受けた。結局、セ・リーグ希望であったことと、九州地方出身者が多かった理由で1965年に広島カープへ入団した。
同年10月2日にプロ2度目の先発となる阪神戦で、憧れの村山氏と投げ合って僅か1四球を与えただけのノーヒットノーランでプロ初勝利を飾る。新人選手のノーヒットノーランは過去3人目であったが、初勝利と同時の記録は史上初めてであった。
1968年になると、根本陸夫監督から、安仁屋宗八氏と共に先発の柱を任せられた。シーズン2度目の先発となった4月14日の大洋戦で完封勝利を収め、21勝、防御率1.94の好成績を挙げて最優秀防御率のタイトルを獲得。23勝を挙げた安仁屋氏とともに広島の史上初のAクラス入りに大きく貢献した。また同年の9月14日の大洋戦では、2回目のノーヒットノーランを完全試合で達成。またこの試合では当時のリーグ記録となる16奪三振も記録。
その後も先発投手の主軸として1976年までの9シーズンで8度の二桁勝利を記録。また、1972年4月29日の巨人戦で、史上2人目となる3回目のノーヒットノーランを達成。プロ野球史上、3度のノーヒットノーランを達成したのは沢村栄治氏と私の二人のみであり、2リーグ制以降の投手としては唯一の達成者である。1974年は18勝、防御率2.82(リーグ7位)の成績を挙げた。
翌1975年には投手陣の柱として20勝を挙げ、チーム初優勝に大きく貢献するとともに、最多勝、最多奪三振、沢村賞のタイトルを獲得。同年の阪急ブレーブスとの日本シリーズでは第1戦に先発。1回に3点を先制されるが、その後は9回途中まで好投し、延長13回引き分けに持ち込む。第4戦でも先発として起用され、延長13回を投げきるが、またもや引き分けに終わる。
豪速球と縦に鋭く割れるカーブを武器とした、外木場の投げるカーブは堀内恒夫氏などに見られるタイミングを外すカーブとは異なり、メジャーリーグにおいて “power curve” と呼ばれる、曲がりの鋭さで打者を翻弄するものであった。
引退後は広島に残り1980年から1990年同球団二軍投手コーチ、土井正三氏に誘われ1991年から1993年までオリックス・ブルーウェーブ二軍投手コーチ、1994年から1995年までカープアカデミーコーチ、1996年から1999年再び広島二軍投手コーチを務めた。
2000年から2005年までは中国放送解説者を務め、2006年からは広島市のプロ育成野球専門学院で後進の指導にあたった。この際、アマチュア野球を統括する日本野球連盟の規定により、引退から25年経った2004年に自由契約の手続きを取ったために話題となった。2014年より日本学生指導認定書を有し、高校生・大学生も指導が出来るようになった。
現在はNHKラジオ第一「おはよう中国」のプロ野球情報のコーナー担当や、ケーブルテレビ野球解説を務める。
また、特定非営利活動法人で野球教室を開き少年野球の指導を行っている。
<タイトル・表彰>
最多勝利:1回 (1975年)最優秀防御率:1回 (1968年)
最多奪三振(当時連盟表彰なし):1回 (1975年) ※セントラル・リーグでは、1991年より表彰
沢村栄治賞:1回 (1975年)
ベストナイン:1回 (1975年)
最優秀投手:1回 (1975年)
月間MVP:1回 (1975年5月)
野球殿堂競技者表彰(2013年)
完全試合1回、ノーヒットノーラン:2回(計3回) ※史上33人目(3度の達成は史上2人目)
1965年10月2日、対阪神タイガース20回戦(阪神甲子園球場) ※史上41度目
1968年9月14日、対大洋ホエールズ18回戦(広島市民球場) ※史上49度目(史上10人目の完全試合)
1972年4月29日、対読売ジャイアンツ2回戦(広島市民球場) ※史上57度目
オールスターゲーム出場:6回 (1968年 – 1970年、1972年、1974年、1975年)
日米野球:5回出場
2013年 出水市民栄誉賞受賞
2014年 広島市民賞受賞
前会長・前幹事へ記念品贈呈
ニコニコBOX
SMILE BOX
- 瀬川長良会員 石川貴与和会員 吉田尊禮会員 髙橋竜也会員
- 外木場義郎様、本日は卓話をよろしくお願いいたします。
- 信原弘会員
- 7月第2例会を欠席しまして、大変ご迷惑をおかけしました。
- 船場誠吾会員
- 本日、10時より東京オリンピック観戦ツアーの発売を始めました。一生の思い出にいかがでしょうか。また、広島で一番安い日帰りJRプラス地下鉄プラン発売しました。夏の家族旅行、ご出張などいかがですか。12月30日年末年始パラオチャーター大人気発売中です。
- 当日計
- 8,000円
- 累計
- 47,000円
7月31日のプログラム
国際ロータリー第2710地区 グループ6 ガバナー補佐 松尾仁様
8月7日のプログラム
広島経済大学 興動館 副館長・事務長 石田眞英様
出席報告
(例会運営委員会)
7月24日出席者
- 会員総数54名
- 出席会員37名
- 欠席会員17名
- ご来賓1名
- ご来客0名
- ゲスト0名
来客者紹介
(親睦家族委員会)
7月24日出席者
幹事報告(吉田 尊禮)
・創立29周年記念夜間例会のご案内を配布しております。出欠は回覧にてお願いいたします。
日時 9月11日(水)18:30~ ※お昼の例会を変更
場所 リーガロイヤルホテル広島3階「瀬戸の間」
・広島市小学生体育連盟陸上教室支援活動のご案内を配布しております。今回は例会変更にて行います。出欠は回覧にてお願いいたします。
日時 9月21日(土)11:45~ ※9/18(水)の例会を変更
場所 エディオンスタジアム広島
・今年度、社会奉仕・ロータリー財団合同で行っています「豪雨災害被災の広島県坂町地区へ消火栓格納箱一式を8基寄贈する」プロジェクトの贈呈式を8月5日(月)の午後から行います。奉仕プロジェクト・ロータリー財団委員の方へは後日、詳細をご案内いたします。
・新会員候補者通知文を配布しております。個人情報となりますのでお取り扱いにご注意下さい。
・次週7月31日は松尾ガバナー補佐を招いてのクラブ協議会ととなります。また、先日配布しております事業計画書(白色)もご持参下さい。なお、出欠に変更がある場合は必ず幹事または事務局までご連絡をお願いいたします。