例会の報告
Meeting report第1335回例会
2019年2月13日 No.1310号
会長時間
会長 髙野憲一郎
皆様こんにちは、一週間ぶりですがお元気でしょうか。御来客の皆様、ようこそお越し頂きました。最後までごゆっくりとお過ごし下さい。
さて、先週の職場訪問例会ご苦労様でした。運営して頂いた職業奉仕委員会の皆様ありがとうございました。特に三村委員長には早い段階から色々と準備して頂きましてありがとうございました。
さて、今月のロータリーテーマは「平和と紛争予防・紛争解決」です。大きく重たいテーマですが、今現在も世界のいたる所で紛争が続いていますがロータリアンとして出来ること何でしょうか。決して他人事でなく、一人一人が常に意識することが大事だと思います。ロータリーとしてこの問題の解決策としまして、将来に渡って紛争の予防と解決に関わる事の出来る若者に研修する場を提供することや、紛争予防や紛争を解決するための専門知識を学ぶための奨学金の提供などが挙げられます。我々のロータリー財団への寄付行為はこのような場面にも使われていることを良く理解し平和への関心を常に持ってまいりましょう。今日の卓話は龍山会員にお願いしております。仏教の世界から平和について語って頂きますが、龍山会員は日頃から平和教育などに関心をもっておられます。今日はその一端をお話しして頂く事で我々にも改めて平和の大切さを教えて頂きたいです。龍山会員宜しくお願いします。
これで本日の会長時間を終わります。ありがとうございました。
会員卓話
平和と紛争予防を仏教から考える
龍山永明会員
2月15日はお釈迦様が自身の肉体から解放され真の悟りへと入られた涅槃会(ねはんえ)の日です。しかしその当時の周囲の者にとっては、直接お話が聞けなくなる大変悲しい日となりました。最後の説法は次のような内容です。
「アーナンダよ、あるいは後にお前たちはこのように思うかもしれない。『教えを説かれた師はましまさぬ、もはやわれらの師はおられないのだ』と。しかしそのように見なしてはならない。お前たちのためにわたしが説いた教えとわたしが制した戒律とが、わたしの死後にお前たちの師となるのである。そこで尊師は修行僧たちに告げた。
「さあ、修行僧たちよ。お前たちに告げよう、『もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成なさい』と。」(中村元訳『ブッダ最後の旅』)
三法印 諸行無常 諸法無我 涅槃寂静
四諦 苦諦 集諦 滅諦 道諦
こだわれば正しいことも争いの種「仏の顔も三度まで」の由来をさかのぼると、古代インドの仏教経典にまで至ります。このことわざのエピソードは、そもそもは仏陀(ブッダ)、つまりお釈迦様をめぐる古代インドの出来事に源があるとされるのです。
仏教の開祖であるお釈迦様の生い立ちなどの中で、次のような物語が伝わっています。ブッダは古代インドの釈迦族という高貴な一族の王子として産まれました。当時のインドではマガタ国、コーサラ国という二つの大国があり、小さな釈迦族はコーサラ国にほぼ従属していました。
あるときコーサラ国王が自分の王妃を差し出すよう釈迦族に求めます。自尊心が強い釈迦族は難色を示し、一計を案じて身分の低い女性を王族と偽って嫁がせます。国王はその女との間に王子を生みます。その後王子が釈迦族を訪れた際、釈迦族は「お前は卑しい母から生まれた」と蔑み、事実を知った王子は怒りに震えます。
成長した王子は国王となり、恨みから釈迦族を滅ぼそうと出兵します。すでに仏だったブッダは、親族である釈迦族を守ろうと、説得のため枯れ木の下で軍を待ち受けます。ブッダを見た王は「なぜ座っているのか」と尋ね、ブッダは「親族の木陰は涼しいものだ」と自分が釈迦族出身であることを明かします。「遠征の際僧に出会ったら兵を引け」という古くからの言い伝えや、高僧であるブッダの思いも鑑み、王は攻撃をあきらめ撤退しました。
怒りが収まらない王は二度、三度と出兵しますが、その度に同じ場所にブッダが座っていたため侵略を断念。王が四度目に出兵した際、さすがのブッダも「これは因果応報だ」として何もせず、ついに釈迦族はコーサラ国に滅ぼされてしまいました。
インターシティミーティング御礼
国際ロータリー第2710地区グループ6ガバナー補佐松井敏様、グループ6ガバナー補佐幹事大上正人様が先日のインターシティーミーティングの御礼に当クラブの例会へお越しなりました。
2月誕生会員スピーチ
ニコニコBOX
SMILE BOX
- 南條泰会員 三村直雅会員
- 前回の例会をマツダで行い、皆様の参加ありがとうございました。マツダミュージアムと製造ラインはいかがでしたでしょうか。リーガよりマツダまでのバスの迎送に手違いがあり申し訳ありませんでした。賀谷君、山本君も宜しくご出宝をお願いします。
- 小川嘉彦会員
- 来週は本通会の研修の為、欠席します。
- 川中敬三会員
- 先日、RCCテレビ「いまなま」に出演しました。久しぶりに出たのですが、昨日も八丁堀で中岡さんに、またメディアに出ましたねと少しからかわれました。
- 当日計
- 34,000円
- 累計
- 729,0000円
2月20日のプログラム
公益財団法人 広島平和文化センター 理事長 小溝 泰義様
2月27日のプログラム
武田 浩嗣様 「漆の生産と普及活動について」
出席報告
(例会運営委員会)
2月13日出席者
- 会員総数53名
- 出席会員42名
- 欠席会員11名
- ご来賓2名
- ご来客1名
- ゲスト0名
来客者紹介
(親睦家族委員会)
2月13日出席者
- 広島RC1名
幹事報告(村上 知史)
・パートナー同伴花見夜間例会のご案内を配布しております。当クラブが桜の植樹をしております第一古川の桜を観賞後に酔心「毘沙門店」にて例会・懇親会を行います。出欠は同封の葉書にてバスの乗車も含めご回答下さい。お名前の記入漏れにご注意下さい。
日時 3月27日(水) 18:30~20:30
場所 酔心「毘沙門店」
・先日の例会でもお知らせをしておりますが、2月19日(火)11:30から第一古川公園にてさくらの植樹を行いますので、ご参加下さいますようお願いいたします。
・がん予防のアンケートをまだご提出されていない方は各テーブルに用紙を置いておりますので、ご記入のうえお帰りの際に事務局までご提出下さい。
・2019-2020年度版ロータリー手帳のご案内が届きました。回覧を致しますので、必要な方は○印をお付け下さい。なお、1部:648円 5月下旬出来上がり予定となっております。
2.BOX配布物
・ロータリーの友(2月号)とガバナー月信を配布しております。
・IMご欠席の方へプログラムを配布しておりますので、 お持ち帰り下さい。