例会の報告

Meeting report

第1449回例会

2022年10月30日No.1424号

会長時間

会長 森中祥二

こんにちは、会長の森中です

本日は、広島陸上(アスリート・オブ・ヒロシマ)織田幹雄氏のお話しをします。
出生地:広島県安芸郡海田町生まれ 身長:167㎝・体重:65kg
1905年(明治38年3月30日)〜1998年(平成10年12月2日)享年93歳
【陸上の神様・日本陸上の父】と称される
種目: 三段跳 ・ 走高跳 ・ 走幅跳
ホスジャンプ「ホップ・ステップ・アンド・ジャンプ」と呼ばれた競技名を
三段跳と命名した人物
主な戦績:1928年(昭和3年)
第9回オリンピック・アムステルダム大会
優勝/15㍍21 「日本人初のオリンピック金メダリスト」となる
※アジア人としても個人初のオリンピック金メダリストでもある。

但し 日本人の優勝はまさに想定外であったため国歌「君が代」も、
「さざれ石の〜」と途中から流され、掲揚用の日章旗さえなく
係員がうろうろしているのを見て 「よし、きた」 と 織田自ら持参した勝者の体を包む為の大型の旗を持ち、国旗掲揚台の上に駆け上がった。日本語で 「これを上げろ」 と言ったが向こうは何のことか分からず、目を白黒させながら旗を受け取ってそれを掲揚した。
その結果、織田の日章旗だけが 他の旗と比べて図抜けて大きい(四倍)というアンバランスな形になり、写真にも残されている との事でした。