例会の報告

これからボースカウトについてお話します。

まず今私が着ているのが、団委員の礼服です。正式な制服については、今日の資料「SCOUTING JAPAN」の中を参照してください。

まずボーイスカウトエピソードをお読みください。そこにあります様に宇宙飛行士の多くがスカウト出身者です。また広い分野で活躍している人を輩出しています。スカウトの活動を説明をするのに、私の所属している団の紹介からします。

私の所属するボースカウト広島県連盟安佐第6団は安佐南区にあります。専念寺を拠点に活動をしています。団というのは、複数の隊から成り立っているので、団といいます。構成員は、保育園幼稚園の年長から80歳の団委員リーダー迄、スカウト28名、リーダー13名、団委員17名です。年間予算は行事によって変わりますが、300万円から400万円です。活動については毎月発行される、団誌「千年路」の最新号で紹介します。ここにありますように、我が団では、ビーバー隊（年長から小学2年生）カブ隊（小学3年生から5年生）ボーイ隊（小学6年から中学3年前半迄）ベンチャー隊（中学3年後半から大学生）

から成り立っています。それぞれの隊にリーダー（隊長・副長数名）がいます。リーダーは講習会、研修所、実修所を終了した、有資格者です。それから、団を運営する団委員がいます。ここには、先月の活動報告と今月の活動予定が書いてあります。各隊ほぼ毎週集会があります。集会のプログラムは、各隊のリーダーが話し合って決めますが、子供たちの思いが反映され意欲がわくように考えられています。基本になるものは、日本連盟規約、教育規定、ハンドブックなどです。子供たちが一人前になる（人のお役に立てるようになる）ための班制度（パトロールシステム）を用いた教育システムです。派手な成果急な成果を求めるものでなく、長い期間をかける教育プログラムです。最高のスカウトは、富士スカウトです。このスカウトは皇居で皇太子殿下に拝謁したり、首相官邸で、総理大臣に表敬訪問したりします。この富士スカウトは明確な信仰を持ち、宗教章を取得したものしかなれません。この様な団が集まって地区が形成されます。地区には地区協議会があり、地区リーダー会（ラウンドテーブル）等が毎月開催されます。年に1度地区総会もします。その地区が集まって県連盟が構成されています。県連が集まって日本連盟が公益財団法人として運営されます。この日本連盟職員のみが有給スタッフです。各団・地区・県連のスタッフは、自分で連盟会費を出し、団費活動費も出しそのうえでボランティアで指導者団委員となります。子供たちが、一人前になるのには、これだけ多くの人の手がかかるのだなと感じます。